イラストレーターはフリーで活動することが多い職業ですので、仕事は自身で営業して得る形が一般的です。現在は出版不況から紙媒体よりもWebやゲーム媒体のイラスト案件が増えている傾向にあります。
自身でクライアントに営業して仕事をとる以外にもリクルートエージェントのような転職エージェントから仕事を得ることも最近では多くなってきています。もし現在フリーのイラストレーターであれば、ぜひ一度ご登録をおすすめします。
サービス名 | 料金 | 転職エリア | |
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リクルートエージェント | 無料 | 全国 |
【当サイトがお勧めするポイント】 転職エージェント企業で非公開求人数、転職決定実績数ともにトップを走るリクルートエージェントは、業界No.1だからこその企業担当者からの厚い信頼あります。そのために、イラストレーターを目指す転職希望者に有利になるよう、交渉できることが期待できます。登録料無料、質が高いと評判のキャリアアドバイザーによる転職サポートも無料です。また、企業の採用担当を経験した元人事担当者らからのアドバイスがもらえる「面接力向上セミナー」があり、面接通過率35%アップの実績を誇っています。 | |||
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マイナビエージェント | 無料 | 全国 |
【当サイトがお勧めするポイント】 最大手に比べると転職希望者の登録数が少ないマイナビエージェントですが、その分1人1人に時間を掛けてじっくりと転職支援、求人紹介を行っています。イラストレーターで転職を希望する場合、出版系や広告系など業種の違った複数の企業に応募することが多いと思われますが、ここでは応募した1社ごとにその会社に合わせて面接対策をしてくれるので安心です。また、知名度や営業力の高いマイナビグループならではの、大手企業、ベンチャー企業の求人が多いことも魅力です。 ![]() | |||
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ビズリーチ | 無料 | 全国 |
【当サイトがお勧めするポイント】 2009年に日本で初めてハイクラスの求職者に特化した「有料会員制転職エージェント」のサービスを始めたビズリーチは、高所得者限定の非公開求人があり、管理職や専門職の人に向けた転職エージェントです。登録には厳正な審査があり、応募条件をクリアすれば会員になれます。その後、1週間の無料体験期間を経て有料会員へと移行します。企業や求人情報、ヘッドハンターにも厳しい登録基準があるので、既に実績のあるイラストレーターがキャリアアップを目指すには最適です。 ![]() |
イラストレーターはフリーで働く人が多い職業ですが、会社勤めの人もいます。イラストレーターとして活躍している人の多くは美術系の大学や専門学校でデザインの基礎を学び、卒業後、デザイン事務所や広告制作会社、他にはゲーム会社、企業の広告部といったところに就職するのが一般的です。
ただし、イラストレーターという職種ではなくグラフィックデザイナーとして入社し、そこでイラストを描く経験を積んでいくという人が多いようです。その間に賞を取ったり、人脈を広げてフリーのイラストレーターとして独立する人もいますが、グラフィックデザイナーからイラストレーターへの転身を図り転職する人も少なくありません。
フリーのイラストレーターになると出版社や広告会社に自ら営業をかけて仕事を取ってこなくてはなりませんが、長年出版不況が続いている中、制作現場は外注費を抑える傾向にあります。名のあるイラストレーターならともかく、駆け出しのフリーイラストレーターの報酬はかなり低く見積もられるのが実際のようです。そうした背景もあり、生活の安定のために企業に勤める方を選び、フリーヘの転身を見合わせている人も多く存在します。
企業側にも、外注でなく自社の人材で間に合わせようとする動きが、一部見られます。特にグルメや旅行情報などのWebサービスサイトなどでは、自社にクリエイターや編集者を抱え込むケースが目立ってきていますので、こういったジャンルでのイラストレーターの求人ニーズは強まっていく傾向にあります。
イラストレーターの求人は、「イラストレーター」「求人」などと打ち込んで検索すると、求人・転職エージェントを中心にかなりの数がヒットします。その多くがゲーム関連の制作会社です。近年、急速にゲームやネイティブアプリのコンテンツ開発市場が拡大していることから、キャラクターデザインなどが描けるイラストレーターの人材需要は大変高いと言えます。ただ、ソーシャルゲーム業界では業績が良い会社と良くない会社との格差が広がってきていて、良くない会社で働いているイラストレーターは環境を変えたい、ステップアップしたいという理由から転職を希望するケースがままあります。また、イラストレーターの業務だけではなく、マーケティングやビジネス全体に関わってほしいとする会社も増加しているので、入社後にミスマッチを実感してしまう可能性もあります。
イラストレーターの求人そのものは多いですが、自分の希望する仕事ができ、実績を積むことができる会社であるか、また会社の業績はどうなのか、など事前にしっかりリサーチすることが大切です。
フリーランサーの多いイラストレーターという職種ですが、会社に雇われて働くという形も選べます。働く場所としては、デザイン事務所や編集プロダクション、広告代理店、ゲーム会社などが挙げられます。ゲーム会社を除き、多くはグラフィックデザイナーなどの形で入社してイラストは業務の一部である、というスタートですが、中にはその会社での専属イラストレーターとなって仕事ができるケースもあります。ただし、イラストのジャンルなどが決まっていたりする場合が多く、仕事の内容としては比較的自由度は低めと思っておいた方がいいでしょう。
雇用形態は正社員や契約社員、派遣やアルバイトなどさまざまにあります。契約社員でも、期間は1年ごとの契約であったり長期であったり、社員登用制度があったりと、会社によって違います。毎年決められた時期だけの雇用、といった場合もあります。また、数か月後に社員になることを前提とする紹介予定派遣というスタイルをとる求人もあります。
フリーのイラストレーターとしてではなく、企業に属するたかちでイラストレーターの仕事をしたいのであれば、求人・転職エージェントなどをこまめにチェックして探してみましょう。求人の中では比較的動きのある職種ですから、タイミングが良ければ希望に合った求人が見つけられるかもしれません。会社によって仕事内容はもちろん、待遇も立ち位置もさまざまですので、条件等をしっかりリサーチし、面接時にも詳細を聞いておきたいものです。中には法定外の長時間労働が日常的になっている会社もあるので注意しましょう。
イラストレーターの採用先として近年増加しているのは、ゲームやアプリの制作会社です。ゲームクリエイターやキャラクターデザイナーなどという職種で募集していることが多いようです。また、グルメや旅行情報を扱うWebのサービスサイトでも、外注せずにクリエイターを抱え込む傾向が出てきているようです。それから、小売やサービスなどの会社が自社で独自運営するECサイトを新設し、Webクリエイターを募ることも増えており、Webデザインも手掛けられるイラストレーターなどは重宝されているようです。
イラストレーターとしての採用でなくても、イラストレーターに近づける求人もあります。例えば広告代理店の制作部門に就職すると、制作の現場を経験しながら業界のネットワークが築け、独立の可能性が広がるというメリットがあります。商品を開発販売する企業の広報部や商品開発部に就職すると、キャラクターデザインやパッケージ制作の経験を通してイラストレーターとしてのスキルを磨いていけるでしょう。